食べる事が好きならピアスに注意！ニッケルアレルギーで好物が食べれなくなるかも

ニッケルアレルギーで人生の楽しみが半減しました…

ピアスをしている場合、ニッケルアレルギーになるリスクが高いです。

私のように後悔しないよう、ピアスをつける方には一読していただきたいです。

ニッケルアレルギーについて知っておくべきこと

ニッケルは安価な素材のため、多くのピアスに使われています。

あまりイメージがないですが、実は多くの食材にニッケルは含まれています。

金属アレルギーは症状が軽くなることはありますが、完治することはないと言われています。

一度なったら生涯付き合っていかなければなりません。

ニッケルは汗や唾液に溶け出しやすく、溶けたニッケルが体内に入り込みアレルギーを引き起こします。

私は耳以外に舌ピアスもしていたので重度のニッケルアレルギーになりました。

ピアスをつけっぱなしにしている人も多いかと思いますが、プラチナ、銀、金、チタンなどのアレルギーが起こりにくい素材のピアスじゃないと、金属アレルギーになってしまう可能性はかなり高いです。

チタンのピアスだとしても大体がチタン合金で、合金とは２種類以上の金属を使用していることなのでアレルギー対策としては意味がありません。

純正チタン100%のピアスがあったとしても、希少なためデザインは限られる上に、値段は高価になり、気軽に購入して試すには難しいです。

症状としては、金属が触れている皮膚が荒れる以外にも、触れていない部分にも吹き出物などの肌荒れを起こします。

何をしてもニキビが治らないと悩んでいる方は、ニッケルアレルギーかもしれません。

皮膚科でパッチテストを行うことをおすすめします。

私がそうで、ニッケルを避けるようにしたらずっと悩んでいたニキビが一気になくなりました。

また掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)といった、手や足に小さな水膨れができて痒くなったりすることもあります。

他にも程度によって倦怠感や頭痛など、様々な症状が出たりします。

実はニッケルの入った食材はとても多く、それを食べることによってアレルギーの症状が出てしまう場合があります。

病院で避けるべき食材リストを渡された時は衝撃を受けました。

ニッケルが多く含まれる食材は…

などの食材に入っています。

味噌も大豆、豆腐も大豆、あんこも大豆、納豆も大豆…とことん和食がダメですね。

バレンタインにチョコレートをもらっても困ってしまいます。

でも栄養は必要なので必ずしも避けなければならないというわけではありません。

症状が落ち着いていたら私も少し食べたり飲んだりしちゃいます。

多めに食べてしまうとやはり次の日には吹き出物、そして胃が悪くなってしまう気がします。

自分の体調と相談しながらこれらの食材は摂取しましょう。

私はニッケルアレルギーが原因で仕事を辞めたこともあります。

ドーナツ屋さんの厨房で働いてたのですが、厨房はまさに金属だらけ。さらにたくさんのチョコレートも扱います。

常に手袋をしていましたが、洗い物をしているときはチョコレートと金属が溶け込んだ水が手袋の中に入ってきます。

そのせいか指に強い痛みを感じるようになり、その上、手のひらが掌蹠膿疱症になって痒くて掻いては赤く爛れていました。

仕事に行くたびに大好きなチョコレートコーティングのドーナツを食べていたので、外側からも内側からもニッケルを摂取していたことになり、より症状が酷かったのだと思います。

皮膚科でパッチテストをして重度のニッケルアレルギーだという事がわかり、仕事を辞めました。

これらの経験から、ニッケルアレルギーの方は厨房の仕事はやめておいた方が良いと思います。

ニッケルの食材に触れる可能性がありますし、洗い場は特に水にニッケルが溶け込んでいて掌蹠膿疱症になってしまう可能性が潜んでいます。

ニッケルアレルギーで厨房で働いている方は、転職を考えた方が良いかもしれません。