うちは胃下垂家系で、母も姉もおばあちゃんも胃下垂です。
朝は気持ちが悪いので、「朝ごはんは大切」とか、そんな教えはクソくらえと思っていました。
「生きるのがつらい」と感じることは、誰しも一度は経験することです。
しかし、その原因が実は胃にあるかもしれないと聞いたら驚くでしょうか?
この記事では、特に「胃下垂」という状態が、心と体にどのような影響を与えるのかについて詳しく解説します。
胃の不調が原因で生きづらさを感じているかもしれない方に、少しでも役立つ情報をお届けします。
胃下垂とは?
まず、胃下垂について理解しましょう。
胃下垂とは、胃が通常の位置よりも下に垂れ下がった状態を指します。
通常、胃は腹部の上部に位置しますが、胃下垂の場合、胃が下腹部まで下がってしまうことがあります。
これにより、胃の機能が低下し、消化不良や栄養吸収の不具合が生じることがあります。
胃下垂が引き起こす不調
胃下垂が原因で起こる不調には、以下のようなものがあります。
消化不良
胃の位置が下がることで、食べ物を適切に消化する力が弱くなり、消化不良を引き起こします。
これにより、食後の不快感やお腹の張りを感じることが増えます。
栄養吸収の低下
胃の消化機能が低下することで、栄養の吸収が不十分になり、体のエネルギーが不足しがちになります。
その結果、疲れやすくなり、仕事や日常生活に支障をきたすことも。
腹部の不快感や痛み
胃下垂の影響で、腹部に不快感や痛みを感じることがあります。
特に、満腹感が持続することや、軽い食事でも胃が重く感じることが多くなります。
便秘や下痢
胃下垂が原因で、消化のリズムが乱れることもあります。
これにより、便秘や下痢といった腸のトラブルが頻発することがあります。
逆流性食道炎
胃下垂によって胃の動きが低下すると、胃や食道の境目にある弁の機能が弱くなり、逆流性食道炎の原因となる可能性があります。
逆流性食道炎は、胃下垂や内臓機能の低下、自律神経の乱れなどが原因として挙げられます。
胃下垂と逆流性食道炎はほぼセットみたいなものです。
逆流性食道炎の症状を誘発しないために、食べてすぐ横になるなど、胃に負担がかかることは控えた方がいいです。
胃とメンタルヘルスの関係
胃下垂が体に与える影響だけでなく、心にも大きな影響を与えることがあります。
例えば、胃の不調が続くと、次のようなメンタルの問題が生じることがあります。
ストレスの増加
胃の不調が続くことで、ストレスが増加しやすくなります。
消化不良や腹部の不快感が慢性的に続くと、それが精神的なストレスとして蓄積され、気分が落ち込むことがあります。
不安感の増大
胃の調子が悪いと、不安感が強まることがあります。
特に、胃下垂による不調が原因で、何度も病院に通ったり、食事に気を遣ったりすることがストレスの原因となり、不安が増すことも。
うつ症状の発生
胃下垂による慢性的な不調が続くと、気分が沈みがちになり、うつ症状が現れることもあります。
体の不調が心の健康に影響を与えることは珍しくなく、特に胃の不調が長引くと、心の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
胃が悪いと気分の落ち込み半端ないです。
無駄に落ち込む時は胃の不調を疑ってみてください。
胃下垂の改善方法
胃下垂による不調を改善するためには、以下のような方法があります。
食事の見直し
胃下垂の方には、少量ずつこまめに食事を摂ることが推奨されます。
消化に良い食べ物を選び、ゆっくりと噛んで食べることで、胃への負担を軽減できます。
姿勢の改善
姿勢が悪いと胃下垂が悪化する可能性があります。
普段から正しい姿勢を意識し、長時間の座り仕事では適度に休憩を挟み、ストレッチを行うことが大切です。
適度な運動
腹筋を鍛えることは、胃を正しい位置に保つ助けになります。
過度な運動は逆効果ですが、軽いウォーキングやヨガなど、無理のない範囲での運動を取り入れてみましょう。
ストレス管理
胃の不調が心に影響を与えるように、心の健康もまた胃に影響を与えます。
リラックスする時間を持ち、ストレスを軽減する方法を見つけることが重要です。
瞑想や趣味に時間を費やすことがおすすめ。
炭酸飲料も胃が悪い時におすすめです。
胃が弱っている場合は胃痛を引き起こす可能性があるため、飲む量は体と相談して調整してください。
まとめ
「生きるのがつらい」と感じる原因が、実は胃下垂によるものかもしれません。
胃の不調が心に与える影響は見過ごされがちですが、胃と心は密接に関係しています。
もし、胃の不調や心の不安が続く場合は、胃下垂を疑ってみるのも一つの方法です。
病院で処方された薬がよく効いたりするので、胃の不調が気になる方は医者に診てもらうことをおすすめします。
体と心のバランスを保ち、より健康な生活を送りましょう。
朝ごはんクソくらえと思っていましたが、胃が空っぽだと胃酸が胃を荒らしてしまうので、食欲がなくても一口でも何か胃に入れるようにしています。
胃下垂でも朝ごはんは大切でした。